N-doll~それからはドールのことばかり考えてくらした~

1/6,1/12ドールと日々の出来事をつづっています。

Boys Doll Collection Ⅲ に参加します♪

この度2月26日よりアゾンレーベル秋葉原店・名古屋店で順次開催される「Boys Doll Collection Ⅲ」に参加させて頂くことになりました♪

テーマは「不思議の国の男の子」
今回は私の中の「不思議の国の男の子」を掘り下げてみようと思い、イメージを膨らませていきました。
見えてきたのは雄大な自然の中で暮らす褐色の兄弟と白髪の親友でした。
好奇心旺盛な弟と思慮深い兄、天の邪鬼が玉にきずな親友といった具合。
そうして出来た「ユラン・タウの少年たち」
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彼らは一体どんなところで暮らしをしているのか覗いてみると
おしゃべりな鳥や泣き虫のトカゲに出会ったり、ウソつきのキツネが嬉々として尻尾を振っていたり…
川遊びをすれば、騒がしい!と文句をいう魚がいたりする。青々とした空を見上げると、竜が舞っていることもある。
深い森で迷子になれば、気分屋の古い巨木が枝先で帰り道を教えてくれるかもしれない。

そんな賑やかで不思議な世界でした。

今回は彼らに名前をつけてみました。
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思慮深い兄は「クフカ」
物静かで優しいお兄ちゃん。
力強い視線とは裏腹に微か
憂いのある表情をみせるところも魅力的。

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好奇心旺盛な弟は「ナユタ」
大きな瞳で何でも見たい!知りたい!
いつも元気にくるくるとんだり跳ねたり
忙しい。

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天の邪鬼な親友は「シュリ」
じっと見つめる瞳が印象的。
本当は優しいのにそれを隠してそっけない態度を取る・・・
なぜなのかは気になるところ。

衣装を考えたとき、懐に手をいれるポーズにしたかったのと、衣装のどこかに刺繍を入れたかったので、民族衣装のような形になりました。
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普段着ばかり作っている私にしては、シンプルだけど雰囲気のある衣装になったと思うし、私自身とても気に入っていて、女の子バージョンはどんな感じになるだろう…と妄想してみたりもしました。ちなみに、お兄ちゃんたち二人の衣装は色違いです。
なお、兄弟の「クフカ」「ナユタ」はセットでの販売を予定しています。

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腰の後ろに携えた短剣は、ある程度の年頃になったら皆短剣を持つような風習があったら…と思い作ってみました。特に深い意味はないのだけれど、これなら後ろ姿もカッコいいかな?なんて。

タイトルにある「ユラン・タウ」ですが、ロシアの伝承で「竜(蛇)の丘」というそうです。以前、どこかでみかけて音の響きがとても気に入って使わせてもらいました。
販売時には、ドールのイメージテキストとは別に「ユラン・タウ」のイメージテキストも付属します。拙い文章ですが、少しでもイメージが伝わったらうれしいです。
彼らのおかげで、私自身の「ユラン・タウ」をめぐる旅も楽しいものになり、世界が広がった気がします。

ドール詳細については、後日アゾンレーベルショップ秋葉原様のブログで告知の予定ですので、楽しみにしていただけたらと思います。

ご縁のあったオーナー様のもとで、新たな物語を紡いでいって貰えたら幸いです。
「ユラン・タウの少年たち」をどうぞよろしくお願いいたします。